恐れていたことが...

  • 2008/08/07(木) 23:57:05

北京オリンピックが始まったらしい。
「らしい」と言っているのは、まだ実際にテレビで放映しているのを見ていないからだ。

1980年のモスクワ大会では、冷戦の真っ只中で、西側諸国が相次いでボイコットをしたが、今回はそのようなことは無かった。
それもこれも先進国が、経済の分野で中国に首根っこを掴まれてしまっているからか、あるいはオリンピックが既に政治的なイデオロギーをも凌駕するだけの巨大なショウビジネスへと成長したからか、僕には分からない。
チベットに対する弾圧、言論統制の数々、テロもやりたい放題のいい加減な警備体制といい、およそオリンピックなどやる資格の無い国なのに。

そんな北京オリンピックの被害をまともに受けているのが、我がタイガースである。

オールスターブレイクの後、各チームからオリンピック組が抜けてからの戦いで、改めて「あの3人」の抜けた穴の大きさを思い知らされている。
初戦こそ、ベイスターズ相手に大勝したが、2戦目に天敵・三浦大輔にやられてから、今季初の4連敗。火〜木のカープ戦ではついに3タテを食らってしまった。特に、カープからはオリンピックメンバーが一人も選ばれていないこともあって、いわゆるベストメンバーで来られたからたまらない。
元々首位を独走しているとはいえ、ひとつひとつの試合を綱渡りで勝って来たことの積み重ねなので、他球団とのチーム力に差があるわけではない。控えメンバーも含め、各人がここぞという時にしっかりと仕事をしたからこその首位であった。
そう、ここが東京の方の、余剰戦力をたくさん抱えたメタボ体質な球団との違いで、全く無駄の無いチーム作りをしてきた(せざるを得なかった)が故の苦しさだ。
そういえば、世界に冠たるトヨタのJIT方式が、部品メーカーの工場が火事になったときに、JITであるが故に余剰在庫が無く、生産をストップせざるを得ないということがあったっけ。
特に、抜けた「3人」は、投・攻・守のそれぞれリーダーであり、タイガースの心臓部と言ってもいい。中でも、司令塔である矢野の不在が痛い。何やらピンチになったとき、チーム全体があたふたしているように思える。また矢野の場合には、守りだけでなく、打力も大きな武器なので、物凄い喪失感を覚える。

思えば、タイガースから3人、ドラゴンズから4人(台湾代表のチェンも加えれば5人)、しかも主力中の主力が選ばれているのは、次期讀賣監督の策謀に他ならない。これが、僕が北京オリンピックに反対する最大の理由だ。
野球五輪代表監督は、恐らくONに次ぐ「ジャパン」監督として金メダルを取り、讀賣のOB連中を黙らせ、野球人生の最後を讀賣監督として終える腹積もりなのであろう。

しかし、ファンがこんな泣き言を言っても始まらない。
だいいち、残った選手達に失礼だ。
今日の試合終了直後、他の選手が引き上げた後も、ベンチに座ったままだまってグラウンドを見つめる野口捕手の姿が印象的だった。恐らく、矢野不在のプレッシャーを人一倍背負っているのが彼だ。
僕自身も、ついつい矢野との比較で見てしまうが、今日のあの表情を見たら、やはり応援しなければと思う。
頑張れ、野口!頑張れ、タイガース!
8月中に、讀賣には結構接近されるかもしれないが、9月に追い落とせばいいじゃないか!
秋には笑いましょう!

最近のタイガース:

8/3(日)vs横浜(12回戦)○19-2
8/4(月)vs横浜(13回戦)●3-6
8/5(火)vs広島(12回戦)●1-6
8/6(水)vs広島(13回戦)●2-5
8/7(木)vs広島(14回戦)●3-4

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